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レジュメ@スクラム開発

スクラム開発のメリット

2017-10-26

スクラム開発はシステムを機能別に分割して、その中から優先順位の高い機能を順次作成していく方法のことだ。作成する機能の規模が分割することができるため、要件定義や詳細設計の途中で手戻り作業が発生してもその影響を小さくすることができる。
また、スクラム開発は機能別に作成することができるため作成完了した機能ごとに顧客に提出できて、その機能を使ったときの感想や意見を素早くフィードバックすることが可能だ。そしてフィードバックを反映したした機能を再度顧客に使ってもらい、さらなるフィードバックを得るなど、顧客からの反応を得てそれをシステムに取り込むまでのサイクルが短いというメリットがある。

優先順位の高いシステムから作成していくため、主要な機能の作成が完了した地点でリリースすることもできる。特に不特定多数の人が使うWebサービスではベータ版としてリリースすることで早期収益化を実現したり、その時のユーザーの使い勝手を見て必要なシステムの構築、不要なシステムの破棄など迅速にユーザーの要求をつかむことができるのである。

逆にウォータフォール開発の場合、要件定義や詳細設計で手戻り作業が発生すると、そこでシステムエンジニアが行っている作業を全て止めなければいけないため影響が大きくなる。また、すべての機能の作成が完了してからでないと顧客に提出することができないのでフィードバックを得るのが遅くなり、その後の修正も大変なものになりやすいのだ。